腹痛で会社・仕事をズル休みするための3つのポイントとは?

腹痛で会社・仕事をズル休みするための3つのポイントとは?

腹痛でのズル休みはそのフットワークの軽さと戦略の広さが特徴です。

加えて、頭痛や風邪においては「そのくらいで休むなんて根性が足りない」という誹謗を受ける可能性を孕んでいますが、腹痛の場合なぜかそういった非難の声は少ないです。「食」という生命の維持に関わる行為に関連する症状だからかもしれません。

敷居が低く初心者向けのズル休みの理由であると言えます。ズル休みは風邪よりも「腹痛」から始めましょう。

 
メリット
・軽い症状での一日だけの休みから重症による連休まで戦略の幅が広い。

・食あたりを理由するならサクっと一日だけ休むのに適しており、バレにくく非難も少ない。

・難易度は上がるが感染症や食中毒を理由にすれば連休も可能。

 
デメリット
・突然の欠勤による非難を受ける可能性が低い。「どうせ腐ったものでも食べたんだろー」と笑いにさえなる。

・腹痛を理由に休みすぎると単なる「お腹の弱い人」と位置付けられ、バレるリスクも高まる。

・連休取得を画策する重篤な症状の場合、診断書の提出を求められる場合がある。

 

腹痛が初心者向けである3つの理由

腹痛という症状の敷居の低さは「演技が必要ない」「非難が少ない」「休みを取得しやすい」の三点に起因します。

演技が必要ない

風邪の演技における煩雑な、咳、鼻水、痰の絡む感じ、くしゃみ、熱っぽさなどに比べれば、腹痛の演技はほぼなきに等しいものです。

「お腹が痛いので休みたい」と自己申告すれば、もはやあなたは「お腹が痛い人」とになることができるのです。本当にお腹が痛いかどうかを確かめる術などないからです。

あるいは「トイレに10分位こもる」というのも良い戦術です。言葉は要りません。トイレにこもってひとしきりスマホゲームでもして、10分ほど経ったらしかめっ面で職場に戻ってくればいいのです。これ以上のさりげない上に効果的な「具合悪いアピール」を私は知りません。

非難が少ない

冒頭でも述べた通り、腹痛での欠勤や早退は非難される可能性が非常に少ないです。「風邪くらいで休みやがって」と言うのが口癖の人でも腹痛となると「お腹が痛いなら仕方ない」と手のひらを返します。

恐らく「食」「消化器系」の不調は緊急性が高いと思われていること、食あたりであれば単日の欠勤で済む見込みであることが理由として挙げられます。

休みを取得しやすい

腹痛というのはそれだけで発動されるものというよりは、併発され得るものです。特にメジャーなのは「腹痛×下痢」「腹痛×嘔吐」のコラボです。仮病界においては「腹痛を従える双璧」と呼んでいます。

また、上記に「腹痛×熱」を加えて「腹痛の三銃士」とする見解もあります。

下痢も嘔吐も極めて緊急性の高い症状であるので、出勤は不可能と言わざるを得ません。出勤途中に下痢や吐瀉物を撒き散らすリスクがあるばかりか、ようやく到着した清廉潔白なオフィスに汚物を撒き散らしてしまう可能性だってあります。

そんなことがあっては困りますし掃除も手間ですから、上司としても「ゆっくり休み給え」という他ないというわけです。

 

重篤な腹痛によるズル休みを志向する猛者のために

同じ腹痛でも上記に述した食あたりは初心者向けですが、感染症・食中毒・虫垂炎などの連休を要する重い腹痛は上級者向けとなります。素人には決して手の出せない危険な領域です。

理由としては「診断書の提出を求められる可能性があること」「同僚や上司がお見舞いに来たら厄介であること」「休み明けにいろいろ聞かれたり説明したりしなければならないのが面倒であること」などが挙げられます。

かなりリスクが高い方法ではありますが、成功した折には連休取得ができます。決しておすすめはしませんが、勇気と運試しに決行してみるのも一興でしょう。



 

腹痛のズル休みのバレやすさは?

食あたりやちょっとした体調不良による腹痛の場合、ズル休みである証拠はどこにも残りませんし風邪のように長引く故の演技も必要ありませんから、殆どの場合上手に行えばバレることはありません。

将棋では第一手にまずは歩を動かすことが全ての始まりとなりますが、仮病・ズル休み界においては「あーなんか今日は仕事行きたくないなー」と思ったらまずは腹痛を使うのが定石となっています。ついついズル休みの言い訳として「風邪」という駒を動かしたくなりますが、風邪は実は難易度の高い上級者向けのズル休みの理由です。まずは「腹痛」と覚えておきましょう。

また、繰り返しになりますが腹痛での連休取得はグッと難易度が上がりますし、単なる食あたりという理由では済まなくなってきますので注意しましょう。

 

腹痛でズル休みをする際の電話のかけ方

朝、自分が普段家を出る頃に直属の上司に電話をかけます。特別な事情がない限りメールやLINEではなく電話で伝えましょう。

「おはようございます。お忙しいところ申し訳ないのですが、明け方頃から腹痛でして、トイレにこもりっぱなしなんです。依然として治る見込みがなく、申し訳ないのですが今日はお休みを頂きたいですのですが」

上司から「わかった」とか「お大事に」と返ってきたら「誠に申し訳ございません。失礼致します」と言って、あちらから電話が切れるのを待ちます。

おめでとう! ねんがんのきゅうじつをてにいれたぞ! 後悔のないように満喫して過ごしましょう。

ズル休みで会社や上司への電話の仕方。バレないための5つのポイントとは?

 

腹痛での早退の仕方

腹痛を理由に早退したい場合、すべきことはたった一つだけです。すなわち、トイレに長時間こもっていることです。やがて出てきたときになんとなくしんどそうな表情をしていること。

たったそれだけで言葉もなく奥ゆかしく控えめに体調不良をアピールすることができます。もちろん、わざとらしくバタバタと何度もトイレに駆け込む必要はありません。周囲に気づかれないくらいのさり気なさが大事です。

また、「あーお腹痛い」と独り言を言ったり、「具合が悪いから帰りたいよー」と同僚に愚痴ったりしてアピールする必要もありません。そういったかまってちゃん的なアピールほど周囲にとって面倒なことはありません。

さり気なくトイレへの長めの入出を繰り返した後に、上司に「すいません、体調が悪くて仕事に集中できないので今日は早退させてください」と申告しましょう。上司の心の中では「確かに良く席を外していたし具合が悪そうだった」と合点行くはずです。「ゆっくり休み給え」と言ってもらえれば成功です。

 

腹痛でズル休みした翌日の出社の仕方

腹痛の特徴として風邪のように尾を引く演技が必要ないことが挙げられます。マスクも必要なければ、咳もしなくていい。

従って、堂々と朗らかに出勤することが肝要です。上司には朝一番に「昨日はありがとうございました。申し訳ありませんでした」と謝っておき、同僚にも「ご心配・ご迷惑をおかけしました」と声がけをしておきましょう。繰り返しますが、堂々としていることが重要です。

ズル休み明けだからといって臆病になってしまうのはわかりますが、ここは逆に自信を持って堂々としているべきです。おどおどとしているとむしろ仮病を疑われることとなったり、「昨日は申し訳ありませんでした」の一言があるのとないのとでは雲泥の差です。

ひとしきり挨拶が終わった後は昨日休んだことは忘れて普段通りにしていましょう。「堂々と」「普段通り」が最大の戦略となります。

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腹痛でのズル休みで連休は可能か

我々が画策するのは食あたりやちょっとした体調不良による腹痛でのズル休みですので、連休には向きません。単日の欠勤がいいところでしょう。

腹痛での連休の取得となると大事となってしまいます。それこそ食中毒やウイルス感染症が疑われ、二日目のズル休みの折には「病院できちんと検査をしてきてもらいなさい」と上司に指摘される恐れもあります。あえて難易度の高い連休の取得を目指すのなら止めはしませんが、茨の道であることは間違いないでしょう。

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