バレない!会社を休む時に使える鉄壁5つの理由・言い訳

バレない!会社を休む時に使える鉄壁5つの理由・言い訳

会社を休む際に用意しなければならないのはその理由です。世界がもっと寛容になって「今日は休みます」「わかった」と二つ返事で休日を取得できるようになればいいのですが、現時点でそのようにはなっていないようです。

すなわち、「今日は休みます」には「なぜだ?」と聞かれることとなっており、なんなら「○○の理由で今日は休みます」とこちらから先に申し上げなければなりません。非常に面倒なことには違いありませんが、逆に考えれば「○○の理由」の部分に説得力を持たせることができればスムーズに休暇を勝ち取ることができるのです。

 
本稿においては「バレない」「説得力がある」を主眼においた「会社を休む時に使える鉄壁5つの理由・言い訳」を紹介していきます。会社を休みたい時にすべきたった1つのことは、会社を休むことです。さあ、下記を参考にして今日だけでも会社に背を向けてみませんか。

 

1. 頭痛

■頭痛のメリット
・症状が第三者から見えない(痛いと言えば痛いことになる)
・ストレスの心配をしてもらえる可能性がある

 
■頭痛のデメリット
・使い勝手が良いがありきたりな理由でもある
・二日酔いと間違われないように注意すべき

会社を休む理由において「症状が第三者から見えない」というのは重要なことです。例えば風邪は咳き込む演技をしながら電話をかけたり、次の日の出社の際にも同様にして咳やくしゃみ、鼻づまりの演技をしたりすることが要請されます。くしゃみや鼻づまりの演技ほど難しいものはありません。

しかし、頭痛に高度な演技は必要ありません。眉間にしわでも寄せながら「痛い」と言うだけで「頭の痛い人」になることができます。加え、頭痛が一日で治ることはよくあることですので翌日の出社の際に「やー治りました。昨日はすんませんでした」と元気一杯に職場で振る舞っても何の問題もありません。

 
逆にデメリットとしては、ありきたりな症状であることがあります。社内には頭痛に襲われながらも頑張って出社してきた人もいるかもしれません。そういう人たちに「頭痛くらいで休むなんて」と非難されないとも限らないことです。

これを回避するためには「とても頭が痛い」ことをアピールする必要があります。「頭痛薬を飲んだ。だけど、それでも割れるように頭が痛い」というストーリーをでっち上げることです。滅多に仕事を休まない人であればあるほど信憑性が高まりますから、ズル休みはここぞという時の会心の一撃として発動するようにしましょう。

 
ちなみに、飲み会の次の日に頭痛で休むとなると「単なる二日酔い」として処理される可能性が大きいので、できれば何でもない時に頭痛を炸裂させるようにしましょう。

 
関連記事:
頭痛で会社・仕事をズル休みするためのポイントとは?

 

2. 腹痛

■腹痛のメリット
・食に起因する症状であり、頭痛よりも深刻性は低いが理解はされやすい
・おおよそ一日で治るので出勤時に演技が全く必要ない

 
■腹痛のデメリット
・治ったら出勤せよと言われる可能性がある(半休扱いにさせられるかも)

腹痛も「症状が外から見えない」という特徴を持ったものです。本稿で挙げるズル休みの理由・言い訳は全てこの「症状が外から見えない」を力点に置いたセレクトとなっています。これがズル休みにとって最大の武器になるからです。

腹痛は頭痛よりも深刻性に欠ける理由ですが、そこを逆手に取ることもできるというわけです。すなわち、頭痛の場合は「おいおい、大丈夫かい」と真面目な対応にならざるを得ませんが、腹痛の場合は「腐ったものでも食べたのかよ」とやや冗談っぽく場を和ませる効果もあるということです。

 
これは頭痛と腹痛には異なるベクトルが働いていることを意味します。つまりは、頭痛でズル休みをした後に同じ頭痛という理由で休むとなると「またかよ」という印象を与えてしまいますが、腹痛を発動すれば「また休むのかよ」の前に「腐ったものでも食べたのかよ」が来て、免罪符代わりになる可能性があるということです。

本当にそんなに都合良く行くかどうかは別として、ズル休みのバリエーションの一つとして覚えておいて損はありません。ズル休みにおいて「またかよ」は大きな敵です。「またかよ」と思わせないテクニックが要請されるというわけです。

 
関連記事:
腹痛で会社・仕事をズル休みするための3つのポイントとは?



 

3. 発熱

■発熱のメリット
・体調不良を体温という数値を使って客観化できる
・38℃以上の数値を告げればほぼ休める

 
■発熱のデメリット
・体温計を見せろと言われる可能性がある
・「風邪ではないが熱が出た」という状況が推薦されるので、その言い訳が面倒になるかもしれない

「体調が悪いので休ませてください」に対する最も強力にして理不尽な反論として「ふざけるな、頑張って出社しろ」があります。これは相手に「どれだけ体調が悪いか」ということが上手く伝わっていないことが要因として考えられます。

そこで熱の出番です。発熱のかけがえのないメリットとして数値化できることがあります。頭痛の痛さは、例えば「頭痛ポイント98なので休ませてください」として伝えるわけにはいきませんが(「ふざけているのか」とほぼ確実に怒られる)、発熱の場合「熱が39℃あるので休ませてください」ということが常識の範囲内において極めて容易に遂行できます。

 
そして心強いことに、ライオン株式会社によるアンケートウェザーニューズによるアンケートによって「どれくらいの熱があれば会社を休んでいいか」という明確な基準も示されています。答えは「37.9℃」です。つまり私たちは「37.9℃以上」の数値を申告すれば休むに足る理由を勝ち取ったも同然であるというわけです。

この37.9℃というのは「何℃の熱があれば休むべきか」「何℃の熱があれば休ませても仕方ないか」双方の平均値ですので、確実に休むためにはこれよりも遥かに高い数値をでっち上げることが要請されます。私見では38.5℃〜39℃あたりが無難かつ過激で休む要件を充分に満たすように思います。

 
ちなみに、ここで狙うのは「原因不明だけど熱だけ出た」という状況です。「風邪で熱が出た」としてしまうと、前述の通りに様々な演技が面倒になりますから、原因を聞かれても「やーよくわかんないんすよねー」を突き通して誤魔化し続けることが肝要です。

また、疑心暗鬼な上司の場合「体温計をスマホで撮影して送れ」と言われるかもしれません。その場合は体温計をぬるま湯にでもつけて数値が上がったところを撮影して送りつけてやりましょう。

 
関連記事:
発熱で会社・仕事をズル休みするための4つのポイントとは?

 

4. 吐き気

■吐き気のメリット
・激烈なる症状であり、緊急性が高い(ほぼ確実に休める)

 
■吐き気のデメリット
・特にないが、インパクトが強すぎるので多用はできない

吐き気の特徴は、何と言ってもその強烈さです。上に挙げてきた症状を遥かに凌駕するものであり「ズル休み2.0」とでも名付けられて然るべきものです。

私たちがすべきことはたった1つ。「吐き気が凄くて家から出られる状況にない。休ませてください」と電話で告げること。発熱の場合は数値化ができるという最高のメリット故に「体温計を見せろ」とその瑕疵を突いた反撃を許すものでしたが、吐き気の場合「なんか大変そう、やばそう」というインパクトによって数値化できないデメリットを力技で切り抜けます。

 
吐き気だけでは力不足であると感じるなら、腹痛や発熱とのコラボが推奨されます。「吐き気がしてお腹もひどく痛い」「吐き気があって熱も尋常ならざるほどある」というわけです。吐き気だけでは「治ったら出勤しろ」と言われる可能性がありますが、「吐き気×発熱」を発動すれば流石に丸一日休むことができるはずです。

注意点は多用は禁物であることです。リーサルウエポンは最終手段であるからリーサルウエポンなのであり、アルテマは究極であることがそれをアルテマたらしめる要件です。吐き気によるズル休みを発動しまくることは、その吐き気のかけがえのない特徴の価値を下げることに繋がり、「またかよ、今日は出勤しろ」と反撃されてしまう土台を作ってしまう可能性があります。

節度を持ってここぞという時に使うのが肝要です。

 
関連記事:
吐き気・嘔吐で会社・仕事をズル休みするための5つのポイントとは?



 

5. 胃腸炎(胃痛)

■胃腸炎のメリット
・意外性があるので強固な信憑性を確保できる
・演技が全く必要ない

 
■胃腸炎のデメリット
・深刻な症状とみなされない可能性がある

ズル休みの言い訳として胃腸炎を使う理由はその意外性にあります。下記は「ズル休みに使う仮病の種類は?」というアンケート結果です。

第1位 風邪……189人(73.0%)
第2位 頭痛……83人(32.0%)
第3位 発熱……50人(19.3%)
第4位 生理痛……22人(8.5%)
第5位 胃痛……20人(7.7%)

次点 インフルエンザ……9人(3.5%)
腸炎……9人(3.5%)
片頭痛……5人(1.9%)
胃潰瘍……3人(1.2%)
歯痛……2人(0.8%)
ぎっくり腰……2人(0.8%)

ズル休みに使う仮病の種類は?―1位「風邪」2位「頭痛」|マイナビウーマン

胃腸炎に含まれる「胃痛」「腸炎」「胃潰瘍」はいずれも下位に属していることがわかります。このニッチを狙っていく戦略が「胃腸炎によるズル休み」です。

ちなみに、風邪は1位でありズル休みの王道であることがわかります。これはつまり「バレやすい」ことを意味します。ズル休みにおける最重要課題は「休める」ことよりも「バレない」ことです。私たちは今後も継続して会社や上司の隙を突いてズル休みをし続けていく。バレたら警戒レベルが上がってしまい、休みづらくなってしまいます。風邪で仕事を休むことは「バレない」ことを確実に達成する意味でも推薦できないというわけです。

 
閑話休題。胃腸炎とは胃や腸に何らかの異常がある状態です。胃腸炎は「胃腸の風邪」と言われることもありますが、広義の意味ではノロウイルスも胃腸炎の一種です。上述した腹痛や吐き気も胃腸炎に含むことができるでしょう。

ここで推奨されるのは「胃痛」です。基本的にズル休みの実行方法は頭痛と同じです。

 
胃が痛いと会社に連絡
 ↓
休む
 ↓
翌日にケロッと出社

 
違うのは胃痛で休むのはズル休みの分母においてレアケースであるという前提条件だけです。頭痛にも「頭痛なんかで休むなんて」との誹りを受けるリスクがあるように、胃痛にも「胃痛くらいで休むなんて」と非難を受ける可能性があります。スムーズに欠勤できるかどうかは普段の勤務態度と「動けないくらいに胃が痛い」というアピールにかかっています。

 
頭痛にしろ、吐き気にしろ、胃痛にしろ、完璧なズル休みはありません。その要素は一長一短です。私たちにできることはそのバリエーションと戦術を増やすこと。そういう意味では伏兵としての胃痛は強力な味方となるでしょうし、胃腸炎の派生系としての「腸炎」や「アデノウイルス」「アニサキス」も駆使しながら目まぐるしいズル休みを発動していくことで可能性が広がります。

 
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