ズル休みなのに「病院に行け」と言われた場合の対処法

ズル休みなのに「病院に行け」と言われた場合の対処法

例えば、朝「頭が痛い」と申告して仕事を休むことを画策したとしましょう。「わかった、ゆっくり休みなさい」と上司。だけど、ホッとしたのも束の間。

「病院に行ってきて結果を報告しなさい」
あるいは、
「診断書を提出せよ」

と言われる可能性もあります。上司が何を目的にしてそのように言ってきたのかはわかりませんが、一つ言えることは心配する必要は全くないということ。ズル休みであろうと仮病であろうと、病院を恐れる理由はどこにもないことをまずは覚えておきましょう。

こちらは元気一杯に自由を満喫するためにズル休みをしているのであって、病院に行くために休暇を取得したのではありません。ですが、そう言われたら仕方がない。「病院に行け」と言われた場合の対処法2つを下記に示しておきましょう。

 

1. 病院に行かない

その「病院に行ってこい」がズル休みを牽制する目的であったり、ただ単にこちらの体調を心配してくれているものであるならば、実際に病院に行く必要は特にありません。思う存分休日を満喫しましょう。

但し、翌日の出勤の際に「もう大丈夫なのかい、医者は何て言ってた?」なんて聞かれる可能性もあるので、それに対する返答はシミュレートしておくに越したことはありません。

腹痛であれば「診察の結果、ちょっとした胃腸炎だったみたいです。胃腸の風邪ってやつだそうで。胃腸薬を貰って帰ってきました。横になっていたら夕方頃に良くなってきました」

頭痛であれば「原因はわからないのですが、安定剤を処方されました。試しに飲んでみて横になっていたらいつの間にか治っていました」

 

2. 病院に行く

例えば「休むなら診断書を提出しろ」や「処方された薬を見せろ」と言われてしまった場合は病院に行くしかありません。せっかくの休みなのに面倒なことには違いありませんが、恐れることはありません。

ズル休み中でも特に仮病とは「病気ではないのに病気であると虚偽の報告をして休みを獲得すること」であり、懸念されるのが「病気でないのに病院に行ってもいいのか」という問題です。答えは「問題ない」。

病院に行ったら医者に「朝起きたら頭が痛くて、薬を飲んだら治ったのですが念のために病院に来ました」などと言っておきましょう。他の症状、例えば腹痛や胃痛、吐き気の場合でも同じテンプレートが使用できます。

「今朝、○○だった。だけどもう治った。念のために病院に来た」

病院にとって患者はお客様であり、病気か病気でないかはビジネスとしての医療にとっては関係ありません。診察すれば診察代と薬代を払ってもらえる。それだけのこと。

で、ズル休みした者にとっても領収書、薬、診断書によって「具合が悪くて病院に行った」という証拠を作ってもらえます。言うなればwin-winの関係です。従って、ズル休みであろうと仮病であろうと病院に行くのを躊躇う理由はどこにもありません。



 

おまけ:職場に「病院に行くので休む」と申告する

上記からわかることは「病院に行く=具合が悪いことの証拠になる」ということです。病気でも何でもなく元気一杯であるにも関わらず、病院で診察を受けるだけで書面上「具合が悪い人」になることができます。病院というのは公的機関であり、発行される文書は公文書扱いですから、その信憑性は折り紙付きです。

これを利用することによって、私たちはズル休みを自由自在に操ることができるようになります。特に、朝に電話でズル休みの申告をする際に「頭が痛い。病院に行くので休ませてください」と先制攻撃を決めるのは非常に有効です。

ただの「休ませてください」は「家でゴロゴロしている」というイメージを誘発してしまいますが、そこに「病院に行くので」を差し挟むことによって、でっち上げた症状にリアリティという輪郭が形作られることとなります。休む理由が強固なものになるので、よっぽどの血も涙もない上司でない限り「ふざけるな」とは言われないでしょう。

で、相手がよっぽど疑り深い上司である場合には、上記の方法を用いて実際に病院に行って診察を受ければいいのです。翌日の出勤の際に領収書や薬をそれとなく見せてやればそれ以上の反論の余地はありません。私たちは勝った。

 
 会社や仕事を休む際には病院を上手に活用することによって鉄壁の口実を生み出すことができます。リスクマネジメントとしても有効性の高いものです。

 仕事をしたくない時には仕事なんてしないに限る。人生は長いようで短い。ズル休みと病院を味方につけて有意義な時間を過ごしましょう。

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