
会社を休んだ次の日の出勤は億劫であり勇気の要るものですが、ズル休みをした翌日となれば尚更。ただでさえ仕事になんて行きたくない上に「バレてやしないか」という不安までつきまとうからです。特に出社の瞬間、皆と顔を合わせて挨拶をする際には緊張は最高潮であり、大変に神経をすり減らすこととなります。
ですが、嫌だからと逃げてしまっていては埒が明きません。再度職場に電話をかけて連休にしてしまうというのも手ですが、いずれにしても明日はやってきます。そしてその明日は、さらに出社が億劫になっていることでしょう。
欠勤した翌日の出社にはコツがあります。本当に体調不良で休んだ場合でも、ズル休みだった場合でも同様。
ここでは完璧な出勤の仕方をご紹介していきましょう。
たった一つのコツ「堂々としていること」
結論から申し上げますと、そのコツとは「堂々と出勤すること」です。自信を持ちましょう。「昨日も出勤しましたけど何か?」くらいの気の持ちようで、職場の皆にまずは敢えて朗々とこちらから「おはようございます!昨日は申し訳ありませんでした」と先制攻撃代わりの挨拶を仕掛けましょう。
こちらは具合が悪いから休んだのです。何も悪くないし誰も悪者ではない。悪かったのは具合であり体調である。で、それが治ったから今日は出勤してきた。それだけのこと。
ですから、とにかく堂々としていること。これだけは覚えておきましょう。
上司や同僚への丁寧な対応
その後、直属の上司に突然の欠勤を謝り、同様にして同僚にも声がけをします。この丁寧な対応が肝要です。
非常に面倒ですが朝のたった数分の作業ですから「ご心配ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。もう出勤できるくらいには良くなった」ということを簡潔に話しましょう。中には「昨日一日どんな具合だったのか」や「今どんな具合なのか」を根掘り葉掘り聞いてくるおせっかいもいるでしょうから、予め台本でも用意しておいて頭の中の台詞を読み上げて聞かせておきましょう。
こうして周りへの気遣いを程よくアピールすることによって欠勤したというマイナスポイントを帳消しにし、あわよくば「誠意ある人だ」とプラスに転じることが狙いです。評価がプラスになればズル休みがバレにくくなり、再度の欠勤を画策することも可能になるというわけです。
おどおどしていると逆に怪しまれる
間違ってもおどおどしたり、後ろめたさを漂わせたりすることは逆効果となります。もちろん言葉では「昨日は急に休んでしまい申し訳ありませんでした」と挨拶をするのですが、あくまでも明るくを心がけましょう。
おどおどとして自信なさげで挙動不審な感じで出勤すると逆に怪しいのです。下記に「おどおどご法度三箇条」としてまとめました。
1. ズル休みがバレかねないこと
必要以上におどおどしていると「何かよほど後ろめたいことでもあるのかな」と勘ぐられ、ズル休みがバレるリスクが高まります。意外と人は人のことを観察しているものです。
2. 「病気だから気遣って下さいアピール」をしていると思われかねないこと
かまってアピールほど鬱陶しいものはありません。もし、休んだ翌日に「まだちょっと具合悪い演技」をしようとしているのなら、本当にさり気なく行いましょう。過剰なアピールは思わぬ反感を買う可能性があります。
3. ろくに挨拶もできない奴と評価されかねないこと
欠勤の翌日ほど出勤しづらい日はありませんが、後ろめたいからといってきちんと挨拶もせずに自分の殻に閉じこもってしまうと「急に休む上に挨拶も謝ることもできない奴」とのレッテルを貼られてしまいます。そういった評価を受けてしまうと次の欠勤のチャンスが遠のいてしまいますから、きちんと誠意ある対応をした上で次のズル休みへの切符を勝ち取りましょう。
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さすがに体調不良で休んだ次の日ですから元気いっぱいにスキップしながら出勤するのもどうかとは思いますが、少なくとも出勤したからには「もう治りました」と言わんばかりの雰囲気をまとって姿を現すようにしましょう。ズル休みの次の日はかなりうしろめたい感情に満たされながら出社することと思いますから、敢えて朗らかにということを意識することが肝要です。
また、上司や同僚に一通り挨拶をした後も堂々たる態度は崩さずに自分の仕事をこなしましょう。出勤直後の緊張もお昼頃には自然と和らいでくるはずです。
おわりに ―次のズル休みのことを常に考える
例えば、我々がトイレを使う際には良く「次に使う人の事を考えて綺麗に使いましょう」と言われます。仕事や家事の様々な局面においても同様にして「次に使う人のことを考えて」というフレーズはよく聞くことでしょう。
ズル休み界隈においては「次のズル休みのことを考えて行動しましょう」と言われています。
つまりは、ズル休みの翌日に出社した際に社内において誠意ある丁寧な対応を心がけることによって、そのズル休みがバレにくくなるどころか「まさかあいつに限ってズル休みをするわけがない」という評価を勝ち取ることにより、次のそしてその次のズル休みを発動するチャンスが増えるということです。
社会人として是非とも変幻自在にズル休みを繰り出すことができるようになることが望ましいですね。
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