「正直者が馬鹿を見る」とはこのことを言います。
つまり「寝坊して遅刻します!急いで行きます!」と誠実に申告した場合「自己管理がなってない。社会人失格。いつまで学生気分でいるのか」などと怒られ、評価が下げられ、場合によっては減給などの処分が下されることさえありますが、寝坊しちゃったからもういいや休んじゃえーと「体調が悪いので休ませてください」と申告した場合にはおおよそ叱責されることはほぼないどころか「大丈夫かい?」と心配さえされるということです。
・寝坊して遅刻→怒られる
・寝坊してズル休み→怒られない
全てがこのようになるわけではありませんが、この傾向はかなり強いです。このことからたった一つのシンプルな結論が導き出されます。
「寝坊したら仮病を使ってズル休みをしよう」
下記で詳述していきましょう。
遅刻ではなく、あなたが会社を休むべき2つの実例
机上の空論ではありません。そのことを示すべく、下記に「寝坊したら仮病を使ってズル休みをしよう」の正しさを証明する2つの事例を挙げていきます。
1. 遅刻をしてしまった先輩社員の例
「会社を遅刻するくらいなら休んだ方が良いという厳しい現実を思い知った話。ズルい生き方。【体験談】」では、普段は真面目な勤務態度だった先輩社員が遅刻してしまった実例が示されています。その先輩社員はたった一度の遅刻で「その月の給料とボーナスの一部カット(減給)2段階の処分」を受けたというのです。
で、上記ブログの筆者も後に寝坊をしてしまうのですが、そんな先輩社員のケースを目の当たりにしていたために機転を利かせて「体調不良のための欠勤」として会社に連絡をしたそうです。結果、有給扱いになり、ズル休みを疑われるどころか心配さえされたとのことです。
・誠実に遅刻→厳しい減給処分
・ズル休み→有給扱い
2. ある部長からのアドバイス
「朝寝坊して遅刻確定したらどうすればいい? 部長が教える「仮病を使って半休を取る」という方法にネット騒然」のタイトル通り。寝坊をしてしまったら「会社に連絡して謝る」のではなく、「仮病を使って半休を取る」が100点満点の回答であると管理職である部長が新入社員に教えていたというのです。
なぜなら「会社に連絡して謝る」だと怒られるから。「仮病を使って半休を取る」であれば怒られない。嘘も方便。何でもかんでも正直に対処しても仕方がないということを、管理職自身が暴露していることは注目に値します。
・遅刻→怒られる
・ズル休み→怒られない
改めて、寝坊をしてしまった場合の対処法
上記を踏まえて、寝坊をしてしまった場合の正しい対処法をこちらも実例から引用していきましょう。
電話にて
俺「マジすんません。体調悪いんで今日一日休ませてください」
課長「そうですか。仕事始まってるのに来ないから、こっちから電話しようと思ってました」
俺「マジすません。ちょっとしんどすぎて電話できる状況じゃなかったんで」
課長「次からはしんどくても始業時間までには頑張って連絡だけは入れてくださいね。では、お大事に」
俺「あざーす。失礼しまーす」
「あざーす」などの言葉遣いはさておき、要点は下記です。
・寝坊してしまったら「体調が悪いので休ませてください」と申請する
・始業時間を過ぎていても「体調が悪すぎて連絡できなかった」の一点張り
・始業時間までに連絡できなかったことについては謝る
相手(上司)も体調が悪いと言っている相手に「ふざけるな」とか「ズル休みだろ?」などとは言えないものです。加え、体調が悪すぎて連絡できないことは突飛なことではありません。充分に日常生活の中であり得ることです。
そのズル休みがバレているかどうかは関係のないことですから罪悪感や不安を感じる必要はありません。ここにあるのは「体調が悪いと申告して認可された」という事実だけ。本当に具合が悪くて休んだ場合でも猜疑心の強い上司は疑ってかかってくることがありますから、バレているかどうかは気にしないようにしましょう。
翌日にマスクをして出勤するくらいの小芝居はしてみてもいいかもしれません。
おすすめの症状と「病院に行く」
一言に「体調不良」と告げるだけでは信憑性が低いですから、何か具体的な症状を伴ったほうが良いでしょう。おすすめは「発熱」です。38.5℃以上の数値を申告すればほぼ確実に休めるでしょう。
それに加え、「病院に行ってくる」というキーワードも強力です。家でゴロゴロしているのではなく、きちんと体調不良を治すべく病院に行くという姿勢は評価されてしかるべきですし、病院に行かなければならないほど体調が悪いことを印象づけることにも繋がります。「欠勤=病院に行くべき」と考えている頭の固い上司もいるでしょうから、彼らのニーズを満たすという意味でも有効です。
もちろん、「病院に行く」と言ったからといって実際に病院に行く必要はありません。家でゴロゴロしていましょう。但し、「お医者さんは何て言ってた?」などと翌日に会社で聞かれる可能性もあるので、返答を考えておくに越したことはありません。
寝坊をしてしまった時の欠勤電話連絡シミュレーション
つまり、欠勤の連絡は下記の如く行われることになるでしょう。
「申し訳ありません、体調が悪いので休ませてください」
「そうなのか、出勤時間過ぎてるから心配したぞ」
「すみません。連絡できる状況ではなくて。さっき熱を計ったら38.6℃ありました」
「それは大変だ」
「今、薬は飲んだので、少し落ち着いたら病院に行こうと思っています」
「わかった、お大事に」
「突然で申し訳ないです、失礼します」
世の中こんなに物わかりの良い上司ばかりであるとは限りませんが、上記の要点を抑えて「体調が悪くて出勤できない」ことをゴリ押しすれば欠勤は取得できるでしょう。なぜなら、体調が悪くて出勤できないからです。できないものはできない。
さあ、寝坊をしてしまったら、誠実に出勤することはやめて丸一日休むことを画策しましょう。
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