インフルエンザで会社・仕事をズル休みするための5つのポイント+診断書対策とは?

インフルエンザで会社・仕事をズル休みするための5つのポイント+診断書対策とは?

インフルエンザを理由にズル休みすることはちょっとした冒険です。

当然ながら風邪でのズル休みとは比較にならないリスクがあります。バレる危険、すなわち「診断書を提出せよ」と言われる危険です。インフルエンザのような流行期のある病気を、まさに最も流行っている時を狙って都合よく使って休むことは「私はズル休みをしています」と宣言するようなものなのです。バレていなかったとしても限りなく黒に近いグレーです。

では、インフルエンザでのズル休みには実践する価値がないかというとそうではありません。つまりは連休は必至であるという大きなリターンが得られるというメリットがあるからです。

一般的に、ズル休みの理由にインフルエンザをでっち上げることはリスクが大きすぎて敬遠され嘲笑される傾向にありますが「リスクを冒してでも連休が欲しい」「風邪や頭痛などの普通のズル休みに飽き飽きしている」という人には大きな味方になります。

 
メリット
・確実に連休を取得することが出来る

・社内でインフルエンザに罹った人に便乗することができる

・完治した後に出社することになるので治りかけの演技をする必要が殆どない

 
デメリット
・そもそもバレやすい

・診断書を提出せよと要請される可能性がある

・流行のシーズンにしか使えない

 

インフルエンザでのズル休み総論5つのポイント

風邪からのグレードアップが定石

インフルエンザでズル休みする際にはしかるべきステップがあることをまずは覚えておきましょう。すなわち、いきなり当日に「インフルエンザにかかったので休みます」と宣言するのではなく、まずは「熱があるので病院に行ってきます」とジャブを放つということです。インフルエンザかどうかは医師の判断によって明らかになるものですので、我々が勝手に「インフルエンザに違いない」と判断することは尚早に過ぎるというものです。

で、病院に行ってきた感じの出る頃合い(昼下がりの頃が適期である)を見計らって「インフルエンザでしたー」と会社に報告すればいいのです。もちろんそこに「インフルエンザじゃないことを願っていたのですが、残念ながら」というニュアンスを含ませることができれば完璧です。

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連休を取得することが前提である

インフルエンザにかかったらおよそ一週間は欠勤することとなります。熱は数日で下がったとしても感染力はまだ残っているため、熱が下がってから二日程度は外出自粛すべきとされています。そのため長期で休まざるを得ないのです。接客販売業などシフト制の勤務体制になっている職場においては一週間の連休は奇跡です。

しかも我々はインフルエンザで一週間闘病しながら休むのではなく、インフルエンザで一週間元気いっぱいにズル休みをするのです。

近くでインフルエンザに罹った人がいれば尚良い

インフルエンザの特徴として強い感染力が挙げられます。インフルエンザで学級閉鎖になった、子どもが持ち込んだインフルエンザに家族全員が感染してしまった、というのはよく聞く話です。

従って、周囲にインフルエンザにかかった者がいればそこに便乗することで説得力を増すことができます。それが社内の者であれば「ああ、きっとあいつにうつされたんだな」と周囲は勝手に解釈してくれます。

休み明けの出社の際に演技が必要ない

前述の通り、インフルエンザにかかった際には症状が収まってからも数日間は出勤することができません。感染力がまだ残っているためです。従って、休暇明けの出社の際には何の演技もする必要はありません。熱っぽい演技も咳が出るフリもけだるい感じの演出も、何も必要ない。だって、もう完全に治っているのですから。スキップしながら出社してもいいくらいです。

出社した際には上司や同僚に「大丈夫だったかい?」などと聞かれる可能性がありますから、「やー大変でしたよー」と適当な作り話を用意して出勤しましょう。

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流行時(冬から春)にしか使えない

インフルエンザは冬に流行する病気です。11月頃から流行が始まり、翌年1月〜3月頃にピークを迎えます。

従いましてインフルエンザでのズル休みは、2009年夏に流行した新型インフルエンザなどという例外はありますが、基本的に冬にしか使えない言い訳であることを覚えておきましょう。真夏に仲間とサーフィンをしに行きたいからと言って「インフルエンザみたいなので休みます!」と高らかに宣言することは愚の骨頂であると覚えておきましょう。



 

診断書を提出せよと言われたら?

インフルエンザで連休を取得した際には、会社から「診断書を提出せよ」と要請される可能性があります。これはズル休みや仮病を疑われているというよりは、社会保険加入者で傷病による欠勤が4日以上続いた際には協会けんぽから「傷病手当金」が支給されるからであり、会社の善意で「診断書を提出せよ」と言ってくれている可能性があるということです。

公休日を含めて連休4日目からが傷病手当金の支給対象となります。支給額は給与の2/3の額と考えて良いでしょう。決して少なくない額です。正確に言えば、傷病手当金受給のために必要なのは傷病手当金の申請書への医師の意見の記入なのですが、いずれにしても病院にお世話になる必要があることには変わりません。

私たちはインフルエンザでズル休みをしようと画策しているのであり、できれば病院になど行かないで元気溌剌に連休を取得しようとしているわけです。従って、善意であれ悪意であれ「診断書を提出せよ」と言われたら絶体絶命のピンチであるというわけです。診断書の偽造は公文書偽造という立派な犯罪ですし、素人による偽造はすぐにバレるのがオチです。

ですので、以下3つの対策を覚えておきましょう。

社会保険加入者は4日以上(土日などの公休日を含む)連続で欠勤しない

傷病によって4連休以上となると会社が気を利かせて傷病手当金を受給を勧めてくる可能性があります。従って、一週間程度欠勤しなくてはならないインフルエンザで休むのは現実的ではありません。

どうしても休みたい場合には「熱が治まらない。けどインフルエンザじゃなかった」と3連休を取得する程度に留めておきましょう。
また、うつ病・抑うつ状態との診断を受けて連休すれば働かずして傷病手当金をバレることなく受給できるのですが、それはまた別の話。

社会保険に加入していない者は傷病手当金の受給権がない。ので、診断書を提出する理由はない

社会保険に加入していない者が連休を取得して、会社からしつこく「診断書を持ってこい」と言われている場合は、ズル休みや仮病を疑われている可能性があります。診断書を提出することによってこちらには何のメリットもありません。

診断書の発行には手数料がかかります。病院によっても違いがありますがおよそ5,000円程度です。「もちろん手数料は会社負担なんですよね?」と念を押しておくことによって、診断書提出を諦めさせる手段となり得る可能性があります。

あまりにもしつこい場合は医師に相談してみる

ズル休みをしたわけですから、病院に行っていないわけです。で、診断書を持ってこいと言われていて困っている。この場合、駄目もとで医師に相談してみてはいかがでしょうか。

・熱が40℃近く出て会社を連休したこと
・病院には行かなかったこと
・もう治っていること
・会社から診断書を持って来いと言われていること

これらを病院でお医者さんに伝えてみましょう。診断書を書いてくれたらしめたものです。

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